モタクノート

マギアレコード攻略、感想など

秋野かえで黒幕説について

 マギレコメインキャラの一人、ふゆぅこと秋野かえで。
 ななみけ5人の中には入っていないが、レナももこチームの一員として常に一定の出番があるキャラだ。序盤は内気な印象だったのがイベントなどを経るうち、顔が広く頭も回って煽りスキルも高い「実はやる子」イメージが強まってきている。
 そんなかえでだが、先日更新が終わったばかりのメインストーリー6章で不穏なフラグを立てていた。ももこから聞いた魔法少女真実でひときわ深いダメージを負っていたのだ。OPで死んでいたのも相まってかなり雲行きが怪しい。
 7章以降でかえではOPの通りに死んでしまうのか? それをきっかけにももこチームが危機に?
 6章でメインストーリーは一気にシリアス化した。そんな展開が今後来る可能性は十分にある。

 

 だが、それだけだろうか。
 今後のストーリー展開における秋野かえでというキャラは、単に死にそうなだけではない。
 かえでには「怪しい」点が実は少なくないのだ。一連の事件の裏にいたとしても不思議ではない、そう思えるくらいに。
 というわけで、秋野かえでの「不審さ」をいくつか根拠と共に挙げていきたい。

 

①固有魔法の「一時消去」

 魔法少女には契約時の願いの内容に応じた固有魔法がある。それが明言されていないキャラも多いが、メインストーリーや魔法少女ストーリーで固有魔法が明らかになっているキャラもいる。
 いろはの治癒、鶴乃の幸運、レナの変身、みふゆの幻覚、アリナの結界生成、かりんの盗み、雫の空間結合、ななかの「敵を知る能力」。明言されているのはこのあたりだが、鶴乃の幸運やみふゆの幻覚については軽く言及されたのみで詳細が明らかになっていない。自らの固有魔法を把握・制御できていない(と思われる)キャラもおり、やちよやフェリシアがこれにあたる。
 そんな中かえでの固有魔法が名前だけ判明しており、「一時消去」である。
 これは今までのストーリーで出てきた情報ではない。眼鏡ほむらの変身シーンで飛び交っているメインキャラの履歴書を拡大して見て漸く確認できることだ。かえでの魔法少女ストーリーで描かれた契約内容は「マンションの建設をなかったことにしてほしい」なので筋も通る。
 見るからに怪しい、というかかえでのイメージに反して攻撃的だし何でもできそうな能力である。これが本編で言及されることもろくに使われることもなく終わるというのがちょっと考えにくい。今の所は詳細がわからないのでこれだけでは何とも言えないが、この「一時消去」を踏まえると色々と見方が変わってくる。それが次のポイントである。

 

②アザレアの犯人がかえでだと仮定すると綺麗に説明できることが多い

 結局黒幕がわからずじまいで終わったアザレアイベント。
 アザレアで起こった犯人不明の事件のうち、「ももこ・あやめが突然気を失ってすぐ起きた」件については、かえでが犯人だと仮定すると辻褄が合ってしまうのである。その場に居合わせたかえでが至近距離から二人の意識を「一時消去」した、と考えれば説明がつくのだ。
 オールレンジから自由に意識を奪えるなら推理のやりようがないし、ももことあやめの二件だけと言わずもっと状況を混乱させられたはず。なので犯人は万能ではないと考えるのが妥当だ。
 二人とも昏倒だけしてすぐに目を覚ましたのが、意識の「一時消去」に過ぎないからだとしたら。魔力パターンを検知できるやちよが、二人が意識を失った時にかえでの魔力反応はなかったと話している……が、かえでが自らの魔力反応を事前に「一時消去」していたなら。あやめが襲われる直前、このはとレナが戦っている(のをあやめが見ている)間にかえでは一度その場を離れ、やちよを一人で呼びに行っている。この間に仕込みを行うことが可能だ。
 やちよが「ももこは以前使い魔に不意打ちを受けたことがあり、それ以来何事も警戒は怠っていなかった」と説明している。警戒をかいくぐれた理由が、仲間であるかえでが犯人だからだとしたら。あやめはこのはとレナの戦いを見ている最中に倒れたが、あやめが倒れているのを最初に発見したのはかえでだ。第一発見者が犯人だとしたら。
 ……と、やたら綺麗に描写が噛み合うのだ。ただ、一時消去の詳細や制約がわからないので拡大解釈になってしまっている可能性はある。加えて、ももことあやめが襲われた件についてはかえでの犯行で辻褄が合うが、このはが「催眠」をかけられた件についてはかえで犯人説だと全く説明がつかない。かえでの願いにも固有魔法にも「催眠」に繋がる要素はないためだ。
 誰かとの共犯ならありうるかもしれない。その場合最も怪しいのは記憶改竄≒催眠の能力を持っている可能性が(願いの内容からして)あり、あやめの意識消失とこのはへの催眠が立て続けに起こった時「寝ていた」フェリシアだ。フェリシア犯人説はフェリシアが自分自身に催眠をかけているor本人の知らない別人格を持っていることを前提にしているが、かえでも同じの可能性はありうる。
 アザレアラストのキュウべぇの台詞によれば、意識消失も催眠も「混沌」と呼ばれる単独犯の仕業ということになる。だが「かえでがフェリシアを操っていた」或いは「実行犯はかえでとフェリシアだが、二人とも第三者に操られていた」なら説明はつく。
 そもそも犯人が人間である確証もない。ラストのキュウべぇは「魔女が災厄だったらキミはさしずめ混沌」と、犯人の対に「魔女」という大きな概念を置いている。マギレコにおいて魔女と対になる存在といえばウワサだ。メインストーリー5章では意思を持ったウワサが存在していた。ならば何らかのウワサ、あるいはウワサという概念存在そのものがかえでやフェリシアを操っていたのかもしれない。
 憶測を重ね出すとキリがないのでこのくらいにしておくが、いずれにせよかえでは怪しい。アザレアの全てがかえで一人の仕業ではないだろうが、少なくとも「ももこ・あやめ意識消失の実行犯」はかえでの可能性が高いと思う。

 

③正月イベントでのかえでに対するまどほむの初対面リアクションに違和感がある

 詳しくは手元のアーカイブを確認してほしい。正月イベント16話である。
 まずかえでの登場シーン自体が妙だ。鶴乃からやたら大げさに「どっから出てきたの!?」と驚かれている。「実はこっそり見てたの」という説明に対しても、さなが「こ、こっそり…?」と疑問を呈している。最初からその場にいて自分の姿を一時消去していた、と考えるのが妥当だろうか。
 そこからまどか・ほむらとかえでの初対面リアクションがあるのだが、まどかの表情がやけに暗く、「この人は…?」「かえで…ちゃん…?」とまどかにしては妙に腰が引けている。そしてやはり浮かない顔のほむらの「秋野さん…は、はじめまして…!」で、かえでの返しも「…………」「…は、はじめまして…!」と妙な間が空いている。
 この正月イベントは時系列的にはメイン5章と6章の間に属するため初対面でもおかしくないのだが、本当に初対面なのだろうか。単にかえでが突然現れて皆が驚いていたから、伝説のチャンピオンが何者かが気になっていたから、でこの会話のぎこちなさを説明することも可能ではある。しかし、何の意味もなくわざわざこんなテンションの低いやり取りを挟むだろうか?
 「本当は初対面ではなくどこかで衝突していたが、ななみけの手前お互いに初対面だということにした」ならどうか。相手の出方次第なのでかえでのリスクが大きいかもしれない。やはり確実なことは言えないが、気に留めておいてもいいと思う。

 

④どうしてレナももこチームの中でかえでだけが☆3でドッペル未実装なのか

 初期実装☆4の木属性枠がマミさんだったから、で今までは納得していた。
 しかしやはりかえでは浮いているのだ。レナももこは最初からドッペル開放済み、☆2のななみけは順次開放が確定している。ではメインキャラだがななみけではなく☆3のかえではいつドッペル開放が来るのか、これは現状曖昧にされている。
 曖昧にされている理由が偶然ではなく、「かえでのドッペルはネタバレだから出せないため」だとしたら?
 上に挙げ連ねたかえでの怪しさと併せて考えると、そこが意図的な仕様である可能性も十分あるように思われる。

 

 以上である。
 ぶっちゃけかえでが黒幕かどうかは分からない。「裏の顔」はありうるし中ボスかもしれないが、全ての黒幕かどうかは微妙なところ。ただ、OPで死んでいたのがダンガンロンパ(無印)の某ラスボス的なアレだとしたらやっぱり黒幕かもしれない。
 まぁ、この考察自体は憶測憶測アンド憶測なので全くの的外れでもおかしくはない。ただ、かえでが「一時消去」を使えることを念頭に置きながら読んでいく価値はあると思う。